いちねん!

怒涛の一年だったが終わってみるとマシなところに落ち着いたぞ。そして相変わらずオタクだ! オタクでいることが生きる糧なのでしかたない。
去年の9月に前の会社に提出して結果的にクビになった作文を一部残す。



(承前)(誕生日休暇をありがとうございましたから始まるおべんちゃら)話は変わりますが、先日〇〇が提訴されたニュースを見て思ったのは「ああ、やっぱり怒る人はいた」という事、それから「おかしい、やめてほしい」と思いつつ抗議の声をあげなかった自分を恥じる気持ちです。

「取引先で政治と宗教と野球の話はするな」という言葉がありますが、私はその言葉が職場にも当てはまると思います。本当は会社に出す文章に自分の信条や思想なんて書きたくない。けれど「いじめを黙認していた他のクラスメートも加害者である」の精神にのっとり、今月はここに書きます。雇用主は社員に政治の話をその正しさ如何に関わらず、しないで欲しい。過去に配布資料に対して疑問を呈した際、私は上司の方から「皆が賛同する必要はない・配布される資料を読まなくても良い」と言われました。しかし配布されている時点でプレッシャーですし、××に政治の話を書いて掲載されているのは賛同の意見の人です。「そういう受け取り方をする方が悪い」というような、個人のセンシティブさの問題にするべきではないと思います。

もう深夜1時を回りました。最後にケネディ大統領の演説を引用して終わります。

「(承前)ソ連に対する私たちの態度を再検討してみようではありませんか。……私たちのあいだにどれほど深い溝があるかと考えると……悲しい気持ちになります。しかし、それはまた……アメリカ国民への警告でもあります……相手のゆがんだ部分や、我慢のならない部分だけを見たり、衝突が不可避だと考えたり、和解が不可能だと思ったり、交渉は脅し合いをするための場にすぎないと考えたりしないようにしようという警告です(後略)」

オリバー・ストーン&ピーター・カズニック著『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史2 ケネディと世界存亡の危機』より抜粋

上記は冷戦時代の演説ですが、「ソ連」を韓国や中国に、「アメリカ国民」を「日本人」に言い換えると今日においても同じなのではないかと思います。お読み頂きありがとうございました。以上です。