刀ミュ江水散花雪(2022/03/13 18時)

以下ネタバレ。







あらすじ:大包平を隊長に小竜、南泉は幕末へ。時間遡行軍に襲われている人間2人を助けたところ、1人は井伊直弼、もう1人は吉田松陰、出会うはずのない2人を引き合わせてしまう。この2人が出会うことで歴史にどの程度影響があるか分からず、井伊直弼大包平と南泉が、吉田松陰に小竜が付いて成り行きを見守るある日、時を同じくして肥前と任務に来ていた山姥切国広から浦賀へ来いと手紙が来る。
安政の大獄桜田門外の変も起こらず徳川慶喜が「14代」将軍になり、吉田松陰井伊直弼も生きたまま大政奉還が起こり、「慶應」になるこの歴史の、何が悪いのか分からない南泉。だってそれは正しい歴史じゃないから、正しいとは何か?
正史ではない出来事を静観する山姥切国広。
隊長は何をしたら良いのか? 大包平に問われて「本丸に全員で帰ることだ」と答える。
慶應維新に沸く町の人びとが突然、ぴたりと止まる――




ストーリーめっっちゃ面白い!!
ステ(維伝 朧の志士たち)で政府に見放された歴史はループものになってたけど、ミュではゾンビものになるんだ!?
(ええじゃないかの群衆がゾンビ化するの、めっちゃ怖くてうまかった…)
兼さんと大包平がいて、少年ジャンプでした。熱いぜ!
兼さん、登場シーンでドギモを抜かれた。(出るのを忘れてた)ズルいよ、ズルいよあんなん〜! 「待たせたなお前ら!」が凄いよ〜
ていうか兼さんめちゃくちゃ頼もしくなってんなあ
うわさのバックハグシーンも男組織で長年やってきて慕われ慣れてる奴のそれで良かった。

デカい声で相槌を打って場の会話が止まる大包平、解釈一致です。

まんばちゃんがめちゃくちゃ芸達者で良かった。芸達者大好き。歌がうめえ〜〜

肥前君は可愛いなあ(n回)
人斬りじゃない岡田以蔵に「人を斬るんじゃなくて勉強したりした方がいいですよ」って言われてショック受けてるの、大変かわいそうで良かった…

まんばちゃんがあの時代で日銭を稼いでるの、あの時代の人になろうとしてたのかなあって思っちゃった。かなり早い段階でもう本丸に帰らないつもりだったんじゃないかなって。人から仕事を貰って、労働してその対価を得るって、社会的な関わりを持つことじゃない? 編成部隊の中で刀剣男子とさえ積極的に関わり合いになるタイプじゃないのに。浮世絵の仕事を「1人でするものじゃないからな」と言っていたのが象徴的に聞こえた。
あのままバッドエンドにしちゃうのかなと思っていたけど、そこは大包平も兼さんもいる部隊、良い。こうでなくちゃね。
桜田門外の変を見守る刀剣男子。雪。




2部
めちゃくちゃBPMの速い漢道!!
漢道うれしい!って肥前君、服、服〜〜〜!!!背中〜!ホルターネッッック!!
「もう迷わない」はまんばちゃん

兼さんは忍たまのOPみたいな曲が本当に似合うなあ(この時の大包平のペンラぶんぶんっぷりが激しくて「らしく」ておかしかった)


いいものを見たな〜〜! 感がすごかったっす。
兼さんの客あしらいのうまさと、ハケる時には手を振るものなのか、と今知ってそうなまんばちゃん良かったなあ。

あ、音楽!音楽も良かった!
桜田門外の変の時の英語の曲
2部の太鼓や時間遡行軍の芸能山城組っぽいやつなど



【2022/03/14 20:43:37 追記】
漢道の見栄を切るみたいな振付すき。
肥前君、浅田弘幸作画のキャラみたいで良いのよな……