ミュージカル『刀剣乱舞』 五周年記念 壽 乱舞音曲祭 2021年1月17日 17:00開演 感想

以下ネタバレ。








2021年1月17日 17:00開演


なんと、オーケストラがいる!

オーケストラがいる時の、開演直前の音合わせが好きなんす。Aの音を鳴らす楽器がひとつ、ふたつと増えていくので開演に向けて否応なしに緊張感とワクワクが高まる。
暗転、開幕。

日向と浦島による開演に際しての諸注意。
時勢柄、声援の代わりに拍手でお願いしますと、
「ここぞ!」「消灯」表示 (ドまじめさとマヌケさが「らしい」と思う) に合わせてキンブレのタイミング練習。

三日月が出て、小狐丸が出て、顕現してもう5年経ったのかというやり取りをする。それから、明けましておめでとうの挨拶。
あとは清光が出て、安貞が出て……

前述したオーケストラは全編いる訳ではなく、たまに「あ、これは生楽器が参加してるな」と分かる曲がある、くらい。チェロかコントラバスの音圧が来るの、ライブビューイングでも力強い。「弦打ち」という言葉が浮かぶ。

言うまでもない:
蜻蛉切歌うめー
・兼さん
・膝、何もかもウメえ、ガタイもさいこう…

兼さんと言えば
堀川くんがいねえ!! 岩融がいねえ!!
ツッコミとクソ俳句ライバルがいねえ!!
…と思っていたがクソ俳句についてはカテコで膝丸に受け継がれたのであった。短歌くらいあった。長さ。

鶴丸もうめえ〜
結構シリアスめ
なかなかドスがきく

Can you guess what?
mistake
明石、村正の代わりなのかな、みたいな配置で可笑しい。

正月なんだしみんな寝正月しようぜ〜(ダラダラ、ゴロゴロ)の茶番にて
蜻蛉切「一体何の時間なんだ!!」
ウン…ずっと同じこと思ってたよ…おもに兼さんとか明石とかのセクシー全面のとこで……

かざぐるま良かったな〜

幕間:ドビュッシー「月の光」
黒子が舞台にトンボ(ではないけど)をかけまくる。相撲のよう。

二部衣装 燕尾服!!!!
蜻蛉切、蜂須賀、なんて燕尾服が似合うんだ……
ぎねさんも背ぇ高くてめちゃくちゃカッコ良かったな……
正月と5周年の挨拶。
20振が燕尾服きてステージでライト浴びて挨拶しててさあ…
闇の末裔の舞踏会の回でみんなが燕尾服レンタルする回思い出したな…
俺たちの夢の叶えられ具合が、画面の派手さが、花ゆめだったんよ…


獣道!!!!!
獣道でさあ〜〜〜!!
サスペンダー脱ぐ虎徹さん、エッッッッチ!!!!!!

エッッッッチ!!!!!!


獣道でおなじみの振り回す光るやつ、バーサライタは御手杵蜻蛉切のみ。槍組か! 暗闇で殺陣するとSWのようで良い。


あどうつ聲
とにかく小狐丸がスッゴかった……
謡曲とか、本域の人に稽古をして貰ってるのかな。めちゃ音圧ある。この世のものではない感。

三日月も良かったんよ。
どちらかと言えばライトな三日月だと思ってたのに、スゴみと深みが増している。

この2振り段々人間から離れていってて、スゲぇ〜〜紅天女〜〜って思いました。
普通時系列でいけば逆だと思うんだけど、段々人間臭くなるのではと思うんだけども。逆手に取ってその辺でひとストーリー作れそうよね。
指輪物語のフロドが最後、エルフの国に行ったように、キャプテン・アメリカがエンドゲームでああしたように、今住んでる世界の種族から変容していったひとの行き先に興味がある。

刀剣乱舞
イントロがいつもと違うゆっくりのテンポで始まって……
歌詞、ひょっとして変えてるのかな?
サイネージに歌詞と各々のカッコいい所が映されて「俺の新年はここや」と思いました。

見に行って本当良かったな。
あんだけのアクトと衣装と映像をこのお値段で見せて貰えるんですか、良いんですか、ってくらい。ウェルメイドでした。満足。