さてネタバレ















ここまでの作品になるとラジオ体操のハンコ貰いに行ったり、クロスワードパズルのキーワードを埋めに行ったりするのに近い。



テンポの遅さ、ヌルさまでSW風だ! そこは何とかして欲しかったぜJJー!


↑いちばんの感想はこれかな。


あと、音楽にマイケル・ジアッキーノが来るものと思い込んでいたがジョン・ウィリアムズのままなのね。でも、マイケル・ジアッキーノが来ていたらもっと「俺たちの聞きたかったSW」をやってくれたと思うんだよなー!
つまり自分は何をJJSWに期待していたかというと、「正史」でなく「ファンメイド」なのだな。STIDを見た時にいくつか「これもうSWじゃんか」と思う面白さがあり、だから「この人にSWを任せても大丈夫な気がしてきた」と思ったのだった。SWファンのこの人なら「俺の、俺たちの見たかったSW続編」が出来るのでは、と。率直に言えば今回のはそこまでではなかった。既にある設定からいかに話を続けるか や、与えられた豪華旧キャストが作り手にとって窮屈そうで、見ながらこちらはJJを応援しているような格好になった。なかなか突き抜けるような爽快感を得られるシーンはもたらされない。「だよな、この中で死ぬならハン・ソロ(というかハリソン)になっちゃうよな」とか、「『旧三部作で楽しかったのは何だ?』って振り返ってデス・スター! ってなったんだろうなあ、私も好きだけどさあ」とか作り手側の都合を想像しちゃって良くない。
JJ、なまいきな事言うけど、続編があると思って作っちゃダメだぞ。ep4だって確か「続きは作らせて貰えないかも」と思いながら作られたはずだ。
とは言え面白かったSTIDだって二作目だったので、SWでも次は面白くなるかも。と楽観的に考えている。また初日に見に行っちゃうんだろうな〜〜


以下ほめ。

主人公そっちなんだ!? レイ可愛い。好きな顔。フォースを試してみるところ面白くてかわいい。心の中読み返しの強気さ良い。オネショタ感。
PC配慮はかんっっぺきだったのではないでしょうか。
フィンが旧弊的に「守らなきゃ!」「ええカッコしなきゃ!」って「大丈夫だったか!」みたいな事を事あるごとに言うけどイヤお前だよ! みたいなのも良い。虚勢や無謀さが大化けする胸熱展開を次作に期待。「これは自分に言ったんですう!」ってとこ面白かったな。予告でめっちゃ感動的にされてたレイがフィンの手を取るシーン、実は転んで起こして貰ってただけみたいな感じでわろうた。
ポーお前いいヤツだなあ。「エッふつうにいいヤツなの」ってちょっとカックンとしたり、ルークからジェダイを抜いた、というよりこれをハンソロの代わりにしたいのかな。とかまたファンは余計な事を考えてしまうなー! よくないな! フィンとの再会にわー! って喜んでいたのが素直でびっくりしつつ好感。ジャケットをいいよいいよ着なよ! とか、現代っ子っぽい。


衣装は安定のマイケル・カプラン
だけど反乱軍の横綱東西会みたいなのもうちょっと何とかなりませんか!(笑)

帝国軍の人たち、見事に帝国顔を集めててすごい。もう衣装の一部だよね! カイロ・レンの顔と言い…

あっあとBB-8(かわいいがあざとい)に目が慣れるとR2-D2デカっっ!! こんなデカかったっけか!