にゃむにゃむ

ケーキ食べてコーヒー飲んでビール飲んでベーコンとポテトのアンチョビ炒めみたいなの食べたらお腹いっぱいになってしまい、買った野菜を調理することに専念して昨日は終わった。ジュンク前のプロントがプロントでなくなってしまっていた、ざんねん!
買ったメクリッコ(指サック)を忘れて出勤・1マス戻る



父に熱心にすすめられた課題図書を読了。うんんんん…! 父はこれを「記憶の話」として感銘を受けていたようなんだけど、これで読書感想文を書かされたらそりゃ「かわいそうだった」「こういう世界があるのを初めて知った」になると思う…だいたい、本文終了と同じ見開きにもう「読んでくれてありがとう」ってでっかいフォントであとがきが始まってしまうんだもの…
記憶の話、つまりトラウマ・フラッシュバックもの、と思いながら読んでていて思い出していたのは野沢尚『真紅』。真紅はどうやって解決していったんだったかな…真紅と比較して、今回読んだやつでひとついいなと思ったのは、記憶のやり方を「見立て」を用いてネガティブでないものにさせたこと。視覚を一瞬で記憶してしまう、というのはイコール「事実を丸ごと記憶している」ようだけれど、その事実が当人にとってどうであるか、これから見える世界を自分の感情のどれと紐付けするかは自分で選べるのだと話の後半で主人公たちは発見する。これは、ドラマチックなトラウマ持ちでない人にも指標となると思う。