風立ちぬ見たー!









ひ、ひ、ひ、人と見に行かなくて良かったーーーー!(異様なくらい泣いてしまった人)
…って思ったんだけど。トイレ入って鏡見たらボロ泣きしたの丸分かりの顔で「人と見に来てた方がまだ言い訳ついたかもしれん」と思いました! 悔しいー! ズルいよ、ユーミンは!


いやーすっごい良かったよ、ほもだほもだ言われてたけど、些事だよ!
インセプが好きな人は好きかもしんない! と、いうのも、見たい風景がこれでもか! と出てくるから。 宮崎駿、ここに行きたいんだろな…と序盤の東京の町並みから既にそんな感じだったけど、汽車、ドイツ、避暑地、せっまい下宿、お世話になるおうち、もちろん飛行中、空、ほんっっとフェティシズムをつぎ込んで来たな! という感じでな、すっげー良かったっす。背景がフェティッシュな映画大好き。あと、久しぶりに宮崎ものの空飛ぶ描写が見れて嬉しい! フラップター? オーニソプター? でシータを助けに行く時のわくわく感とか、千と千尋で、建物の外側にあるほっそいボロい階段をひええええって駆け下りる感じとか、やっぱな! これがなくちゃあな!
「本来こんな所に穴はあいていないが夢の中なのでいいだろう」みたいな台詞があって、にやりにやりとした。そうなんだよ、それが見たくて映画を見ているのだからね。